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ユニバース (Univers) は、1957年にスイス人アドリアン・フルティガー (Adrian Frutiger) によってデザインされ、フランスのデュベルニ&ペニョー鋳造所から写植活字として発表されたラテン文字のサンセリフ体書体。日本では「スイスやオランダを連想させる書体」と言われるがそれは誤りであり〔日本語ワープロ機によくセットでインストールされていたビットストリーム社の「Swiss 721」「Dutch 801」との混同があると思われる。また、ユニバースのビットストリーム社での別名が「チューリヒ」であるため、そこからスイスを連想しても不思議ではない。〕、欧米諸国をはじめ世界中で普通に使用されている。 エレガントかつ合理的なスタイルが特徴であり、ヘルベチカほどではないにしても、多くのシチュエーションで利用されてきた。スイス インターナショナル エアラインズやドイツ銀行、日本国内の企業では三洋電機などがコーポレート・タイプ(企業の制定書体)として利用している。公共サイン表示用としての使用例では、ドイツのフランクフルト・アム・マイン国際空港などがある。 現在、ライノタイプから Univers Next という、アドリアン・フルティガー自らが監修した Linotype Univers の改良・拡張版コンピュータ用フォントが発売されている。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ユニバース (書体)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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